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ツインシティ計画で平塚の地権者 土地区画整理組合設立に合意は63%

社会 神奈川新聞  2014年07月15日 03:00

相模川を挟んだ平塚市大神地区と寒川町倉見地区で一体的なまちづくりを行う「ツインシティ計画」をめぐり、大神地区で施行者となる「土地区画整理組合」の設立に同意しているのは地権者の63%、土地面積では52%にとどまっていることが、14日までに分かった。土地区画整理法が組合設立要件としている地権者、土地面積とも「3分の2以上の同意」に届いておらず、組合設立準備会(福田文雄会長)が地権者への説明を続けている。

準備会によると、地区全体から道路などの部分を除いた約58ヘクタールの地権者は350人。6月11日時点で、設立に同意している地権者は220人で土地面積30・2ヘクタール分に当たる。3分の2以上は234人、38・7ヘクタールに相当する。

準備会は、組合が設立される時点では全体の90%の同意を得たいとしており、福田会長は「組合設立へ向けては(同意が)まだまだ少ない。地元で丁寧に説明していきたい」と話している。

一方、計画に慎重な立場を取っている地元の地権者たちでつくる「大神地区まちづくりを考える地主の会」の山仲功会長は、「準備会は地権者の9割から賛同を得ていると言い続けていたが、なぜこんなに少ないのか」と指摘した上で、「市や県は、地主に限らず、関係者と信頼関係をつくってほしい」と要望した。

同意が少ない理由について、山仲会長は「地主は組合施行を望んでいない。準備会は地権者の代表ではないと考えている」と断じた。

準備会は「土地区画整理事業上の土地評価の仕組みを説明しているが、理解を得るのに時間がかかっている」「自分の財産について、子、孫の将来を考えると、慎重に検討する人が多いのではないか」などと説明。また組合設立の時期については「年内の認可を目指し、設立申請の時期などを検討していきたい」と話している。

平塚市都市整備課は「2014年度中の組合設立を目指したい」としている。

【神奈川新聞】


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