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「こいつ動くぞ!」 巨大ガンダム動かすアイデア公募
SUGIZO 夢描こう

カルチャー 神奈川新聞  2014年07月10日 18:42

「ガンダム グローバル・チャレンジ」会見で(左から)SUGIZO、富野由悠季
「ガンダム グローバル・チャレンジ」会見で(左から)SUGIZO、富野由悠季

 「こいつ、動くぞ!」。人気アニメ「機動戦士ガンダム」第1話で、主人公のアムロ・レイが初めて、ガンダムのコクピットで放った言葉が、2019年の夏、現実になる。同アニメの放送30年を祝い東京・お台場に、高さ18メートルの“原寸大”ガンダム立像が誕生したのが2009年の夏。5年の時を経て、夢はさらに進化を続けていた。

 「ガンダム グローバル・チャレンジ」と題し明かされたプロジェクトは、2019年にガンダムが生誕40年を迎えることを記念し行われるもの。立像は現在、頭部が動いたり、胸部(コックピット)が開くなど趣向を凝らしているが、世界をさらに驚かせようと新しい扉が開かれた。ガンダムを動かすアイデアは18メートルの立像を物理的に動かす「リアルエンタテインメント部門」と、視覚効果を利用した「バーチャルエンタテインメント部門」の2種。7月末から、アイデアを一般公募していく。

 9日に東京都内であった会見で富野由悠季総監督は「絵空事で考えていたものが、ものの形になってくる。発信者だけのものだったものが広く公募する形をとり、これまで観客だった人を巻き込むことで新しい形のエンタテインメントを作ることができれば」と熱い気持ちを吐露。プロジェクトの技術観衆を務める早稲田大副学長の橋本周司理工学術院教授は「夢をいかに実現するか。実現させて終わりではなく、さらに大きな夢を描けるようなものにしなくては」と壮大な企画に研究者魂を震わせていた。

 会見後のパネルディスカッションで作家の福井晴敏は、経済産業省がすすめている「クール・ジャパン戦略」に触れ、「これまで聞こえてくる声だけが大きく、実態もアイコンもなかった。でも(アジア、欧州で知名度がある)ガンダムを動かすことで、昔の人にとって大仏のような求心力を持つものを世界に向けて発信できる」と熱っぽく語った。

 「11歳のころから、シャアになりたかった」と話したロックバンドLUNA SEA、X JAPANのギタリストで、バイオリニストのSUGIZOは「ガンダムは日本が誇る世界的な文化。その最新型として2019年にもし等身大のガンダムの“機動”が実現するなら、これほどの夢はない」と目を輝かせ、「音楽(テーマ曲の制作など)と操縦がしたい」と胸を高鳴らせていた。









東京・台場にあるガンダムの立像=2013年12月撮影
東京・台場にあるガンダムの立像=2013年12月撮影

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