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歴史感じる街並みへ 「保土ケ谷宿」市が再生計画 歩行者用「道の駅」も

カルチャー 神奈川新聞  2014年07月07日 03:00

市と住民が協力し、松並木として整備された松並木プロムナード=保土ケ谷区今井川沿い
市と住民が協力し、松並木として整備された松並木プロムナード=保土ケ谷区今井川沿い

横浜市は、旧東海道の保土ケ谷宿だった地域のうち宿場として栄えた約2キロの区間で、歴史を感じられる景観づくりや歩行者用の「道の駅」などを想定した「まち・みち再生計画」の検討を始める。歩道整備や市有地の有効利用など、道路とまちづくりを一体で行うことで、街の活性化につなげたい考えだ。

市道路局と保土ケ谷区の事業で、民間からアイデアを募る。再生計画を検討してもらうのは、同区宮田町の追分から、保土ケ谷町の本陣跡前交差点までの約2キロの市道とその周辺地域。

同区間は洪福寺松原商店街、天王町商店街が横切り、2018年に高架化が完了する相鉄線本線の天王町駅のほか、JR横須賀線の保土ケ谷駅がある。また、両駅間には旧保土ケ谷小学校の跡地があり、市はこの跡地についても有効利用を図りたいとしている。

具体的には、駅周辺の植栽、舗装などで、歴史的な雰囲気を醸し出すデザインを検討してもらう。このほか、同局では、歩行者が歩きやすい道路環境、地元の物産を扱ったり、史跡などの情報を発信する歩行者のための「道の駅」の整備など、街のにぎわいを生み出す施設についても検討対象として想定している。

保土ケ谷宿を核とするまちづくりとしては、今回の「再生計画」区間とは別の場所で、市と区民が協力し、松32本を植樹して旧東海道を象徴する松並木をよみがえらせている。並木の中には一里塚も復元、塚の上には往時のようにエノキも植えている。地域住民の美化活動も盛んという。

道路局の担当者は「地元では毎年10月に宿場まつりが行われるなど、歴史を生かしたまちづくりが根付いている。旧東海道の魅力にさらに磨きを掛け、地域の貴重な資産として後世に引き継がれるような計画にしたい」と話している。

14年度に基本構想、15年度に整備計画の検討を予定している。

【神奈川新聞】


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