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壮大さ倍増!? 宮ケ瀬ダム初の夜間放流

話題 神奈川新聞  2016年11月29日 02:00

試行された宮ケ瀬ダムの夜間放流(愛川町提供)
試行された宮ケ瀬ダムの夜間放流(愛川町提供)

 愛川町の新たな観光資源にしようと、地元の宮ケ瀬ダムで25日、夜間の試験放流が初めて行われた。こうした試みは全国のダムでも珍しいという。

 同ダムの観光放流は2002年度に地域振興を目的にスタート、昼前後の時間帯に年間約70日(4~11月)実施されている。ここ数年はPRに力を入れたことなどで人気が高まり、10月末の段階で計6万人が来場し、昨年度の記録を突破して過去最多を更新中という。本年度の「ファイナル放流」が25~30日まで6日間連続で行われている。

 こうした盛況ぶりを背景に、町が今回の「ナイト放流」をダムを管理する国土交通省相模川水系広域ダム管理事務所と宮ケ瀬ダム周辺振興財団に働き掛けた。事前募集した町民約160人を集合場所の半原小学校からバスでダムサイトの水とエネルギー館まで送迎、午後7時と同7時半の2回、約6分間放流した。

 夜空の下、次第に水量を増して広がる人工瀑布(ばくふ)が照明で浮かび上がると、一斉に歓声が上がった。上部堤体から横浜方面の夜景も楽しんだ。参加者からは「放水が光に照らされてきれいだった」「昼間よりも大きく見えた」などの感想が聞かれた。

 町商工観光課は「参加者はおおむね満足そうだった。あいかわ公園など周辺の駐車場は夜間は閉鎖しており、足の確保や安全対策などの課題はあるが、実現に向けて調査、検討を続けていきたい」と話している。


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