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6月景況感5四半期ぶりに低下 神奈川県内中堅・中小企業

経済 神奈川新聞  2014年06月26日 03:00

浜銀総合研究所が25日発表した6月の企業経営予測調査によると、県内中堅・中小企業の景況感について「良い」とする回答から「悪い」を引いた業況判断DI(全産業ベース)は、前回(3月)から6ポイント減ってマイナス17となり、5四半期ぶりに低下した。

ただ3月時点での6月の見通し(マイナス27)までは落ち込まず、浜銀総研の小泉司主任研究員は「消費増税による駆け込み需要の反動の影響を見込んで慎重な回答が多かったが、景気に底堅さがあり、想定より悪化は小幅だった」と分析している。

足元の景気の基調が底堅い製造業の業況判断DIは、前回より1ポイント低下のマイナス15。特に電気機械(22ポイント減)や鉄鋼・非鉄(16ポイント減)、一般機械(12ポイント減)で景況感の悪化が目立った。一方、輸送機械は25ポイント増と改善した。

非製造業は8ポイント低下し、マイナス18だった。駆け込み需要があった建設(15ポイント減)や不動産(14ポイント減)は悪化が目立った。運輸・倉庫は1ポイントの低下だったが、原油価格が高騰しており、コスト増の懸念が広がっているという。一方、2月に2度の大雪の影響で景況感が悪化した飲食店・宿泊は18ポイント増と回復した。

9月の全産業の業況判断DIは6月より4ポイント増のマイナス13で、再び上向く見込み。増税前の2013年12月(マイナス12)並みで、6月と比べて製造業が6ポイント、非製造業が2ポイント上昇するとの見通しで、小泉主任研究員は「今の景気の地合い(基調)は悪くなく、増税の影響も少なくなるだろう」と指摘している。

【神奈川新聞】


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