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ごみのない富士を 56年目の清掃登山相洋高山岳部員ら

社会 神奈川新聞  2014年06月25日 03:00

富士山で美化清掃を行う相洋高校山岳部の部員ら(同校提供)
富士山で美化清掃を行う相洋高校山岳部の部員ら(同校提供)

私立相洋高校(小田原市城山)の山岳部員らがこのほど、今年で56年目となる富士山の美化清掃登山を行った。

同部は1947年の創設以来、7月1日の富士山の山開きに合わせて登山を毎年続けている。登山に使ったわらじが大量に投棄されていたことから、59年以降は美化清掃に転換。「日本一の富士山に登り、富士山を美しく守る」精神は先輩から後輩に受け継がれ、今年1月には「小田原市民功労賞特別賞」を受賞した。

今年は6月30日から期末試験が行われるため、山開き当日ではなく、同21日から22日にかけて実施。部員16人、顧問3人、OB17人の計36人が参加した。登山道周辺のごみを拾って歩き、空き缶や鉄の破片、ペットボトルなど、昨年より約40キロ多い91・7キロのごみを集めた。

7合目より上は雪が積もっていたほか、冷たい雨が降り続いていたため、生徒らの体調を考慮し、9合目付近で登頂を断念して下山した。

3年の男子部長(17)は「富士山は世界遺産に登録されたが、まだまだごみが多い。ごみが一つもない美しい富士山を目指し、少しでも多くのごみを集めたいと思って取り組んだ」と話していた。

【神奈川新聞】


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