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3Dプリンター銃事件:神奈川県警が製造容疑で元大学職員の男再逮捕

社会 神奈川新聞  2014年06月17日 03:00

3Dプリンターで製造されたとみられる拳銃が摘発された事件で、県警薬物銃器対策と神奈川署などは16日、武器等製造法違反(無許可製造)の疑いで、川崎市高津区久末、元大学職員の男(28)=銃刀法違反罪(所持)で起訴=を再逮捕した。

再逮捕容疑は、昨年9月下旬ごろから同12月下旬ごろまでの間、自宅で3Dプリンターを使って樹脂を加工するなどして殺傷能力がある樹脂製拳銃2丁を製造した、としている。同課によると、同容疑者は「間違いない」と供述、容疑を認めている。

県警は今月3~6日にかけ、同容疑者が使用していた同じ機種の3Dプリンターを使って銃身や引き金などの部品計7点を製造する再現実験を実施。押収した銃とほぼ同じ型、重量の部品が製造できることを確認した。いずれの部品も1~4時間程度で製造できたといい、1丁当たりの製造には約30時間かかる見込みという。1丁分の材料費は3千~4千円という。

同課によると、同容疑者はインターネット上で拳銃の設計図を公開。昨年10月から今年4月までに同容疑者のブログなどに約4400件のアクセスがあったが、ダウンロードされた件数は不明という。現在は閉鎖されている。

県警は4月、同容疑者宅を家宅捜索し、3Dプリンターで製造したとみられる樹脂製の拳銃5丁を押収。そのうち2丁に殺傷能力があることが判明し、県警は5月8日、銃刀法違反(所持)の疑いで逮捕した。

これまでの県警の調べに対し、同容疑者は「弱い者が強い者から身を守るためには小型の銃が適正。銃の知識は誰にも負けない。日本でどうしたら持てるか考え、自分で造ろうと思った」などと供述している。

【神奈川新聞】


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