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湯河原町の委託料違法支出訴訟 前町長と和解成立へ

社会 神奈川新聞  2014年06月17日 03:00

湯河原町の第三セクター「湯河原総合情報センター」と結んだ契約業務で違法に委託料を支出したなどとして、町が前町長の米岡幸男氏と同センターに計約2465万円の損害賠償を求めた訴訟で、米岡氏側が100万円を支払うことなどで和解が成立することになった。

16日に開かれた町議会6月定例会本会議で和解案が賛成多数で可決され、20日にも和解の手続きがとられる予定という。

町は2010年3月、横浜地裁小田原支部に提訴。訴状などによると、米岡氏は町長在任中の1997~2007年度、同センター社長を兼務し、町と同センターの間で「観光宣伝業務」の委託契約を毎年度結んでいたが、11年間の委託料を自身の交際費など契約業務外で支出した、などとしている。

和解内容は、(1)米岡氏は、委託契約の履行に関し不適切な支出があったことと、報酬が過分に支払われていたことを認める(2)双方が、米岡氏の支出は私的利益を図る目的ではなかったことを確認する(3)米岡氏が同センターに、同センターが町にそれぞれ100万円を支払う-など。裁判所側が双方に和解案を示していた。

冨田幸宏町長は「(損害賠償請求の)時効の問題も考慮に入れた上で、和解を受け入れる判断に至った。議会の同意を得られ、一つの終止符を打てた」と話した。米岡氏は「町と前町長の裁判が長期化するのは好ましくないと考えた」と述べた。

【神奈川新聞】


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