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自動車部品大手ニフコ本社が横須賀へ 11年以来の1部上場企業

経済 神奈川新聞  2014年06月04日 03:00

大手自動車部品メーカーのニフコ(横浜市戸塚区)が、横須賀市内に本社移転を計画していることが3日、分かった。同市内では、田浦港町にあった旧関東自動車工業(現トヨタ自動車東日本、宮城県)が上場廃止となった2011年以来の東証1部上場企業となり、企業転出で地元経済の地盤沈下が続く横須賀市にとっては朗報になりそうだ。

ニフコは昨年、横浜市内の本社や研究開発拠点の老朽化に伴い、横須賀リサーチパーク(YRP、同市光の丘)に新しい技術開発センターをオープン。今後、YRP内に本社用の土地も取得する方針で、今月下旬に開かれる株主総会を経て、定款の「本店所在地」を横浜市から横須賀市に変更する予定という。実際の本社移転は来年以降になる見通しだ。

同社は「本部(本社)機能の多くは以前から東京都港区の東京支社に集約しているが、横須賀には研究開発のほか、営業部門の一部などを移すことを検討している」としている。

ニフコは自動車用のプラスチック製ファスナー(留め具)の最大手。連結子会社に高級ベッド「シモンズ」や英字紙「ジャパンタイムズ」などがあり、14年3月期の連結売上高は1851億円。連結従業員数は約9千人。

浜銀総合研究所によると、県内には東証1・2部上場企業が122社あるが、本社は横浜(67社)、川崎(23社)、藤沢、厚木(ともに6社)、相模原市(4社)などに集中している。伊勢原、茅ケ崎、座間、秦野、平塚市、寒川町の2社が続き、海老名、大和、綾瀬市、愛川町は1社。横須賀のほか、小田原市には1社も所在していない。

【神奈川新聞】


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