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5年連続増収増益へ 浜銀総研15年3月期決算予想

経済 神奈川新聞  2014年05月29日 03:00

浜銀総合研究所がまとめた県内上場企業の2015年3月期決算予想は、全産業で売上高が前年比4・0%増の10兆7183億円、当期純利益が9・7%増の3503億円となり、5年連続で増収増益の見込みとなった。円安や景気回復、駆け込み需要などが重なった14年3月期と比べると減速するものの、業績回復は今後も続く見通しという。

集計対象は、売り上げ規模が10兆円を超える日産自動車や、横浜銀行などの金融業、上場間もない企業を除いた125(製造業79、非製造業46)社。

製造業は売上高が3・3%増、純利益が18・0%増を見込む。非製造業はそれぞれ4・9%増、0・3%減の見通しだが、業績変動が大きい日揮などのプラント建設を除けば、増益予想となるという。15社が過去最高益を予想している。

同総研の新瀧健一主任研究員は「駆け込み需要の反動や、原材料価格の高止まりなどの懸念材料はあるが、北米向けの生産増や、中国景気の回復などで業績改善は続くだろう」と指摘。「株価への影響を配慮して、最近は業績予想は抑え気味に出す企業が多い」として、上方修正される可能性が高いとみている。

また、14年3月期の連結決算集計(127社)は、全産業で売上高がリーマン・ショック後で最高の伸び率となる9・2%増の10兆3302億円、純利益は19・4%増の3159億円だった。

製造業では、アマダなどが海外での売り上げを伸ばした一般機械が売上高13・8%増、経常利益29・3%増を記録。自動車・同部品もニッパツやユニプレスなどが北米などでの増産を受けて好調で、売上高11・4%増、経常利益14・0%増だった。非製造業は、駆け込み需要の恩恵があったノジマやアオキなどの商業が売上高11・7%増、経常利益20・6%増になるなど、情報・通信やサービスなどを含めた全業種で増収増益だった。

約7割の企業が増益となり、ニッパツや相鉄ホールディングス、相模ゴム工業など23社が過去最高益を記録した。

【神奈川新聞】


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