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小田急多摩線の延伸へ覚書 相模原市と町田市 リニア開業までの実現目指す

社会 神奈川新聞  2014年05月27日 12:13

小田急多摩線延伸で連係を確認する覚書にサインする加山相模原市長(左端)=町田市役所
小田急多摩線延伸で連係を確認する覚書にサインする加山相模原市長(左端)=町田市役所

小田急多摩線延伸の事業化に向け、相模原、町田の両市は26日、リニア中央新幹線の部分開業が予定されている2027年までの延伸実現を協力して目指す覚書を交わした。首都圏の鉄道整備に関し来年の答申が想定される国の交通政策審議会(交政審)を意識した動きで、地元の連携をアピールしながら国への要望を強化する方針だ。

同線終点の唐木田駅(東京都多摩市)からJR横浜線、相模線への計約9キロにわたる延伸は00年、当時の運輸政策審議会で「整備を検討すべき路線」と位置付けられている。リニア中央新幹線は両線が通る橋本駅周辺に中間駅が予定されており、両市は小田急多摩線の延伸で鉄道網の一体化による地域振興などを見込む。

そのため交政審の新たな答申では同線を現在の「検討路線」から「整備路線」へ格上げさせることで、延伸の早期実現を目指す。

また、両市は担当者や有識者らで進めてきた事業採算性などの検討結果をまとめた報告書を公表した。

それによると、仮に26年に開業した場合、開業時の1日当たりの輸送人員が約7万人と予測。事業採算性では開業後11年後に単年度資金収支、36年後に累積資金収支がそれぞれ黒字転換するなどと見込んでいる。

両市では今後、要望活動と合わせ、黒字転換までの期間の短縮など研究調査を継続。地域や事業者との合意形成への取り組みなどで協力していく。

【神奈川新聞】


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