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箱根町の観光客数 震災後初の2000万人台に 外国人宿泊数が過去最高

経済 神奈川新聞  2014年05月27日 12:08

中国やタイなど各国からの観光客でにぎわった春節イベント=1月31日、箱根町元箱根の桃源台ターミナル
中国やタイなど各国からの観光客でにぎわった春節イベント=1月31日、箱根町元箱根の桃源台ターミナル

箱根町は26日、2013年の入り込み観光客数が、東日本大震災後初めて2千万人の大台に乗る2085万7千人(前年比7・3%増)に上ったと発表した。2千万人を超えたのは3年ぶりで、1996年以来の水準。外国人宿泊客数は、円安などを追い風に過去最高を記録。ビザ緩和により今後も東南アジア方面からの訪問増が見込まれ、町は「さらに誘客に努めたい」としている。

日帰り客は1614万人(同9%増)。新規施設のオープンなどで出足が伸びた。宿泊客は471万7千人(同1・8%増)、修学旅行客も4万8千人(同16%増)と、いずれも増加した。

震災のあった2011年に6万3千人にまで落ち込んだ外国人宿泊者数は、16万8千人(同80・5%増)。統計のある1972年以来、最高となった。日帰りを含めた外国人客数は、国などの調査から48万2千人と推計されるという。

中国や米国、台湾といった大口の“常連さん”がそろって増加傾向で、町は「円安や東南アジア諸国に対するビザ緩和、官民の誘客の取り組みなどが要因では」と分析する。

今年は世界的リゾート地であるスイス・サンモリッツ市との友好都市提携が予定されているほか、2020年の東京五輪開催決定も好材料になり得る。町は「今後、増加が見込める東南アジアにもアプローチするなど、国内外での誘客に積極的に取り組みたい」などとしている。

【神奈川新聞】


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