1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 新ごみ処理施設建設めぐり 住民らが横須賀簡裁に差し止め要求

新ごみ処理施設建設めぐり 住民らが横須賀簡裁に差し止め要求

政治行政 神奈川新聞  2014年05月24日 03:00

新ごみ処理施設の建設差し止めなどを求め、調停を申し立てた近隣住民ら=横須賀市役所
新ごみ処理施設の建設差し止めなどを求め、調停を申し立てた近隣住民ら=横須賀市役所

横須賀市が同市長坂5丁目で計画を進める新ごみ処理施設建設をめぐり、建設予定地から3キロ圏内の住民11人が23日、市に建設差し止めと情報開示を求める調停を横須賀簡裁に申し立てた。

申立書によると、申立人らは同施設の稼働により、生命、身体、健康、財産など生活上の利益を侵害される恐れがある、と指摘。開示すべき情報として、「大気汚染の影響は少ないとした根拠となる検討資料」「大気汚染の影響予測地点に、施設から最も近い平作地区が入っていない理由についての資料」などを求めている。

申し立て後、住民らが市役所で会見。申立人の1人で、建設予定地から約300メートル地点で農業を営んでいる男性(61)は「施設建設で、安全で安心な農産物を消費者に届けられない危険性がある」と強調。市側の近隣住民への説明も不十分だと訴えた。

代理人の弁護士は「一番影響を受けるのは衣笠地区で、その中でも平作地区にはあまり説明されていない。町内会長らを中心とした計画対策協議会はできたが、一番利害関係のある周辺住民を対象とした説明会が抜け落ちていた」と指摘した。

市資源循環部長は「本日の時点でまだ手元に調停申立書は届いておらず、本件に係るコメントは差し控える」との文書を出した。

新施設は老朽化が進む焼却施設の南処理工場(同市神明町)に代わる施設で、総事業費は約297億円。焼却施設が1日約360トン、不燃ごみの選別施設が同約30トンの処理能力を持つ。2009年10月に同市長坂5丁目に建設予定地が決まった後、11年5月には予定地周辺の町内会長らで構成される計画対策協議会が結成、同12月に同地での建設を容認した。市は19年度の稼働を目指している。

【神奈川新聞】


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング

  1. 0歳が頭部骨折 車衝突に巻き込まれ母子が重軽傷 相模原

  2. 動画 【台風19号】川崎の大規模浸水、2つの原因浮上

  3. 高校野球秋季関東大会 東海大相模、来春のセンバツ確実に

  4. 【台風19号】インフラ寸断、温泉打撃… 箱根に災禍再び

  5. 高校野球秋季関東大会 桐光、準決勝進出を逃す

  6. 宮ケ瀬ダム放流開始 国交省、台風20号接近に備え

  7. 高校野球秋季関東大会 県勢2校、21日準々決勝 東海は習志野、桐光は桐生第一

  8. 【写真特集】台風19号 神奈川各地の状況

  9. 【台風19号】横浜港でも被害 海づり施設、氷川丸デッキ

  10. 【台風19号】城山ダム緊急放流、二転三転 下流域は混乱