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地場焼酎飲み「笑顔に」 原料のイモ栽培が松田で始まる

経済 神奈川新聞  2014年05月18日 16:15

地場焼酎の原材料となるサツマイモの苗を植える地元住民=松田町寄
地場焼酎の原材料となるサツマイモの苗を植える地元住民=松田町寄

松田町の地場焼酎「震旦郷(しだんご)」の原材料となるサツマイモの栽培が17日、同町寄で始まった。地元住民約20人が約5千本の苗を植え、11月ごろに収穫する予定。メンバーの男性(75)は「焼酎を飲んだ人が笑顔になってくれたらうれしい」と願いを込める。

同町は2009年に町制施行100周年を記念し、地元農家らの協力を得て地場焼酎造りを始め、毎年行われてきた。秋に収穫したサツマイモから造った焼酎を、翌年夏に販売している。

しかし、12年はイノシシなどの野生動物による食害に遭い、高齢の農家らは農地の整備や十分な対策を進めることができず、栽培を断念。翌年、地元でハイキングコースを整備するなど活発に活動している同町寄・虫沢地区の住民が引き継ぐことになった。

同地区の住民らはこの日、約2千平方メートルの畑で手際よく苗を植えていった。今後は、野生動物の食害からサツマイモを守るために毎週、畑を見回り、周囲に設置された電気柵がショートしないように定期的に草刈りもするという。

昨年に初めて栽培したサツマイモを使って製造された震旦郷は、今年8月に販売される予定で、男性は「自分たちで造った焼酎が売られるなんて、最高だべな」と楽しみにしている様子。来年度に向けては「よいサツマイモを作って、うまい焼酎を造りたい」と意気込んでいた。

【神奈川新聞】


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