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3Dプリンター銃 「米公開の設計図使用」容疑者が供述

社会 神奈川新聞  2014年05月10日 10:26

3Dプリンターで製造されたとみられる拳銃が摘発された事件で、銃刀法違反(所持)の疑いで逮捕された私立大学職員の居村佳知容疑者(27)=川崎市高津区久末=が県警の調べに対し、「拳銃は3Dプリンターを使い自作した。米国の団体がインターネット上に公開した設計図を基に不足分を改良して、弾を撃てるようにした」と供述していることが9日、県警への取材で分かった。

同容疑者は「拳銃は弱者の自衛手段」という趣旨の供述をしており、「3Dプリンターがなくても、道具があれば拳銃を作ることができる」とも話しているという。県警は同容疑者が拳銃を製造した経緯や動機について調べている。

また県警によると、同容疑者とみられる人物が、短文投稿サイト「ツイッター」に「図面を普及させる」と書き込み、インターネット上で拳銃の設計図を公開していた。

同容疑者とみられる人物は短文投稿サイトへの書き込みで、自衛用に銃を所持できる社会に日本を変える必要があると持論を展開。「銃を持つことは基本的人権なので、銃刀法を廃止できなくても、誰もがすぐ製造できるように3D印刷拳銃の図面を普及させる」と記し、「銃のない社会は、正しい人ではなく、体力の勝る悪人が幅を利かせる」と書き込むなど銃所持を正当化していた。

県警は4月、同容疑者宅を家宅捜索し、3Dプリンターで製造したとみられる樹脂製の拳銃のようなもの5丁を押収。うち2丁に殺傷能力があることが判明し、県警は8日、同容疑者を銃の所持容疑で逮捕した。

【神奈川新聞】


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