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麻生区のデイサービス施設が指定取り消し 不正請求で

社会 神奈川新聞  2014年05月10日 03:01

約360万円の介護報酬を不正請求していたなどとして、川崎市は9日、指定通所介護事業所「デイサービス百合根」(同市麻生区上麻生3丁目)の介護保険法に基づく指定(指定通所介護)を7月1日付で取り消すと発表した。

市高齢者事業推進課によると、同事業所は介護事業者「ライセス」(東京都大田区)が運営するデイサービス施設。同事業所が2012年5月から13年9月にかけて不正に受給していた介護給付金は総額約360万円で、市は40%の加算金(145万円)を加えた505万円の返還を求める。

同事業所は、市条例で求められている生活相談員の未配置と利用定員(10人)超過が常態化。定員超過により介護報酬が減算対象になる月があったにもかかわらず、業務日誌などを改ざんして通常の介護報酬を不正に請求し、受け取っていた。

さらに介護保険サービス提供日以外に行った入浴時の介助を、サービス提供日に実施したとして入浴介助加算を不正に請求した。

市に寄せられた情報を基に昨年9月、市が実施した介護保険法に基づく監査で不正請求が発覚。監査の際にも虚偽の記録報告や答弁を行っていた。同課は「長期間にわたる不正請求や書類の改ざんなど悪質なため一番重い取り消し処分とした」と話している。

市は同事業所に対し、指定取り消し日以降も利用者がサービスを継続できるよう他事業所を紹介するよう指導している。市によると、同事業所は不正内容を認めているという。

【神奈川新聞】


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