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鎌倉三衣が国産作務衣を作製 「和服文化をより身近に」

カルチャー 神奈川新聞  2014年04月14日 03:00

素材や縫製などメード・イン・ジャパンにこだわった作務衣をPRする鈴木さん=鎌倉市
素材や縫製などメード・イン・ジャパンにこだわった作務衣をPRする鈴木さん=鎌倉市

生地や染色、縫製まで国内産にこだわったオリジナルの作務衣を、衣服の製造・販売会社、鎌倉三衣(さんね)(鎌倉市)が作製した。幅広いタイプを用意し、立体的な襟など細部のデザインにも工夫を凝らした。鈴木瞬代表取締役(30)は、「和服の中でも比較的手ごろな作務衣を着ることで、日本の伝統技術の良さを知るきっかけになれば」と期待を込める。

これまでNPO法人を立ち上げるなどして、和服文化の魅力発信に取り組んできた鈴木さんが、「職人の高齢化などで危機に直面している和服文化をより身近に感じてもらいたい」との思いから、約半年かけて開発した。禅寺が多く残る鎌倉で僧侶が着用していたゆかりもあり、ブランド名を「鎌倉作務衣堂」とした。

静岡県のメーカーが開発した、縦糸と横糸をねじりながら圧縮して織る特殊な生地を採用することで、軽量で丈夫に仕上げた。和紙のような触り心地が特徴で、使用するほど体になじんでくるという。生地は京都の染色家が天然素材で染め、縫製も国内で行うなどメード・イン・ジャパンにこだわった。

知人のデザイナーに依頼したジャケット風に羽織れるタイプなど、複数のデザインを用意。3月の発売開始以降、和菓子店など法人向けや個人向けに100着以上を売り上げた。今夏をめどに、新ブランド「鎌倉湯帷(ゆかた)堂」を立ち上げ、浴衣の販売も検討していくという。

作務衣は1着1万9980円から。問い合わせは同社電話0467(22)0230。

【神奈川新聞】


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