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大井町で「湘南ゴールド」栽培始まる

経済 神奈川新聞  2014年04月14日 03:00

湘南ゴールドの苗木を植える相和農業塾のメンバー(大井町提供)
湘南ゴールドの苗木を植える相和農業塾のメンバー(大井町提供)

地場の名産品で地域活性化を図ろうと、大井町相和地区の住民が県西部で栽培が広がっている柑橘類「湘南ゴールド」の栽培を始めた。同町では初となる販売を目的とした栽培で、数年後に収穫して地元酒造会社がリキュールを販売する計画だ。

栽培するのは、JA職員らが教える「相和農業塾」で農業技術を学んでいる定年退職した男性や主婦ら約30人。3月に地元農家から借りた同町山田の畑約10アールに湘南ゴールドの苗木50本を植え、同町赤田の休耕地約10アールには南米原産の果樹フェイジョアの苗木70本を植樹。今後は草刈りや消毒などして管理し、出荷を目指す。

同町の老舗酒造会社「井上酒造」が小田原産の湘南ゴールドを使ったリキュールを開発し、今月末から販売する。しかし同社や農業塾は「どうせなら地場の物を使いたい」との思いから同町での栽培を検討。地元農家のミカン畑を借りての植樹にこぎ着けた。

湘南ゴールドは小田原市や真鶴、湯河原町など海に近く、比較的温暖な地域が栽培に適しているという。農業塾塾長の藤沢憲吾さんは「大井町でうまくいくかは未知な部分もあるが、町の新たな特産品として定着できるように頑張りたい」と意気込んでいる。

【神奈川新聞】


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