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按針しのび海外と絆、横須賀で関係者集い式典

カルチャー 神奈川新聞  2014年04月09日 03:00

供養塔に献花する吉田雄人市長(中央)ら関係者=県立塚山公園
供養塔に献花する吉田雄人市長(中央)ら関係者=県立塚山公園

徳川幕府の外交顧問として日本文化の発展に貢献した英国人、三浦按針ことウィリアム・アダムズをしのぶ式典「三浦按針祭観桜会」が8日、横須賀市西逸見町3丁目の県立塚山公園で開かれた。関係者や市民ら約140人が集まった。

按針は日本に来た最初の英国人として知られる。1598年に航海士としてオランダ船「リーフデ号」に乗船し、オランダ・ロッテルダムを出港したが、暴風に遭い1600年、日本に漂着。その後、航海術や造船技術を日本に伝えるなどし、横須賀・逸見に領地を与えられた。

67回目を迎えた式典では、吉田雄人市長、駐日英国大使代理のチャールズ・アッシュクロフト防衛武官、駐日オランダ大使代理のロヒア・ヘッキング1等書記官が園内の供養塔に献花した。吉田市長は「古くから続いてきた国際交流の始まりは、三浦按針こと、ウィリアム・アダムズからでした」とあいさつ。昨年、按針ゆかりの国内3都市と締結した「ANJINプロジェクト」に触れ「一層身近に感じ、横須賀市の歴史・特色に理解と関心を持つことができる取り組みを進めていきたい」と語った。アッシュクロフト防衛武官は「両国の歴史における緊密な関係は現在にも反映されています」と日本語で話した。同市議会の板橋衛議長は「イギリス、オランダ、日本の絆が深まり、互いにさらに発展していければ」と願っていた。

【神奈川新聞】


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