1. ホーム
  2. 社会
  3. 空母影響し苦情数減少 2013年度の綾瀬市航空機騒音

空母影響し苦情数減少 2013年度の綾瀬市航空機騒音

社会 神奈川新聞  2014年04月05日 03:00

厚木基地周辺を2機編隊で飛行する米海軍の戦闘攻撃機スーパーホーネット=4日午後1時45分ごろ
厚木基地周辺を2機編隊で飛行する米海軍の戦闘攻撃機スーパーホーネット=4日午後1時45分ごろ

綾瀬市は2013年度に米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(大和、綾瀬市)を離着陸した艦載機などによる航空機騒音の測定回数と苦情件数をまとめた。同基地では5年ぶりとなる夜間離着陸訓練(NLP)が実施された12年度と比べ、苦情件数は減ったものの、騒音の測定回数は増加した。市基地対策課は「原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀入港が長かった影響ではないか」と話している。

同課によると、基地南方約1・8キロの同市上土棚北の個人宅に設置された測定器を使った。一般的に電話のベル並みの70デシベル以上の音が5秒以上続いた場合に判定される航空機騒音は、13年度は1万7520回(前年度比731回増)だった。

そのうち、電車の線路脇に例えられる100デシベル以上は1064回(同67回増)で最近10年間では最悪。最もうるさかった音は116・7デシベル(同1・8デシベル悪化)と、自動車のクラクション並みの110デシベルを超えた。

苦情件数は1116件(同628件減)だったが、最近10年間では2番目に多かった。同課は「空母の横須賀港の入港日数が223日とここ10年間で2番目に長かった。その分、厚木基地に艦載機が長く滞在し、離着陸が多かったためではないか」と指摘した。

隣接する大和市では13年の苦情件数は1187件(昨年比457件減)、騒音の測定回数は2万2711回(同3410回増)だった。

【神奈川新聞】


シェアする