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横浜M:広島に敗退も、俊輔と藤本レフティー共演に光 富士ゼロックス・スーパーカップ

スポーツ 神奈川新聞  2014年02月23日 00:00

前半、FKを中村(10)が蹴ると見せかけて、新加入の藤本(25)がシュート。ボールは惜しくも枠を外れる=国立競技場
前半、FKを中村(10)が蹴ると見せかけて、新加入の藤本(25)がシュート。ボールは惜しくも枠を外れる=国立競技場

Jリーグのシーズン幕開けを告げる富士ゼロックス・スーパーカップは22日、東京・国立競技場で行われ、天皇杯全日本選手権優勝の横浜MはJ1王者の広島に0-2で敗れた。広島は2年連続3度目の優勝。広島は賞金3千万円、横浜Mは2千万円を獲得した。

横浜Mは前半6分、広島の19歳、野津田に先制ゴールを奪われると、後半21分にも同じ19歳の浅野に追加点を許した。中村と新加入の藤本らを軸に反撃を試みるも無得点に終わった。

今季の幕開けを待ち焦がれたサポーターはさぞ落胆したことだろう。昨季リーグ2連覇を許した広島に0-2の完敗。横浜Mのお株だった前線からのプレスでボールを奪われるなど、16本ものシュートを浴びた。

それでも光は、神奈川が育んだレフティーの初めての公式戦での共演だったろう。司令塔のキャプテン中村と新加入のMF藤本だ。

前半43分、ペナルティーエリア右からのFK。左足を振り抜いたのは藤本だった。クロスバーの上を通過したが「誰もが(中村)俊さんと思っている場面で、自分が狙えばチャンスがある」と藤本。中村も「相手との駆け引き。もう少しニアにいっていたら入ったよ」と力を認めている。

セットプレーだけではない。後半14分には藤本が裏に抜け出したFW端戸へ浮き球で合わせ、シュートを演出した。中村頼みだった攻撃の起点がもう一つ増え、樋口監督も「タイプも違うし、もっと融合できる。2列目の重要な選択肢の一つ」と敗戦にも輝きを見る。

昨季16点を奪ったマルキーニョスが退団。その穴を埋めるため、中村は「先発のMFで10点ずつ取って、FW陣をあおりたい」と高い目標を掲げている。試合後、歓喜に沸く広島イレブンの表彰式の最中に中村と藤本が自然と横に並び、話し込んでいた。「崩す場面の練習も必要だけど、アイデアも広げないと」と中村。期待を結果へと変えられるか。2人の左足にクラブの浮沈がかかる。

【神奈川新聞】


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