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大雪で県内農畜産被害4億円、温室破損や廃棄処分

社会 神奈川新聞  2014年02月21日 00:00

関東甲信などに大きな被害をもたらした記録的大雪から1週間、県内でも多方面で深刻な影響が浮かび上がっている。農業や畜産業などの被害は判明分だけで約4億円に上り、箱根町の除雪費用は過去最高の1億円規模となる見通し。横浜地方気象台は20日、なだれへの注意情報を発表して警戒を呼び掛けた。

大雪による農畜産業への被害額が、県内で少なくとも4億円に上ることが20日、県の調べで分かった。雪深い地域などでは現時点で把握できていないケースもあり、被害額はさらに膨らむ見通しという。県環境農政局の担当者は「これほど大きな雪の被害は記憶にない」と話している。

県によると、農業関係の被害は計2億3800万円。大半はイチゴやトマト、ミカン、カーネーションなどを栽培している温室が雪の重みで破損したもので、22市町で約300件に上る。

海老名市内ではガラス温室(約3千平方メートル)が壊れ約760万円の被害が、横浜市内のビニールハウス(約千平方メートル)では約450万円の被害が出た。

畜産業関係は、11市町村で計1億6200万円。降雪で牛舎や豚舎、鶏舎が壊れたほか、乳牛から搾った生乳を出荷できずに廃棄するケースなどもあった。

林業や水産業にも被害が生じており、県が集計している。

【神奈川新聞】


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