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鎌倉・逗子・葉山のごみ収集、三者三様の新方式を検討中/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2014年02月17日 21:31

家庭系ごみの収集について、鎌倉、逗子、葉山と隣り合う3市町が、新たな方式の導入に向け準備を進めている。予定する新方式は戸別収集、有料化、その両方-と三者三様だが、ごみ減量を目指す背景には、焼却施設や最終処分場の容量逼迫(ひっぱく)といった状況が共通している。

戸別収集と有料化両方の導入を目指すのは鎌倉市。隣接する藤沢市や大和市が実施し、減量効果を上げていることなどを理由として挙げる。ただ、「多額の経費が掛かる」といった戸別収集に対する反対意見は市民の中にも根強い。そのため、開会中の2月議会には有料化を先行実施する条例改正案を上程。戸別収集については、有料化による減量効果を見極め、あらためて導入時期を探るという。

隣の逗子市は、有料化のみの実施を検討。市内の最終処分場は容量が満杯近くになり、ごみの減量が急務となっている。戸別収集については市担当者は「どうしても経費増は否めない」と消極的。今後も導入は検討するが、「現実は難しい」と受け止めている。

有料化については、審議会からの最終答申を3月に受け、新年度には市民説明会を実施。9月議会に条例改正案を提案し、来年10月からの実施を目指す予定という。ただ、戸別収集ではなく、ごみ集積所を利用する場合、指定有料袋を使わずごみを投棄するルール違反が懸念される。「町内会などの協力も得て、パトロールの強化に努める」としている。

一方、経費の問題をクリアし無料で戸別収集を実施するのは葉山町だ。

戸別収集対象以外のごみを出す集積所を、現在の約900カ所から500カ所弱へと半減させて経費を抑える。併せて、缶や古紙などの資源ごみは町内会と民間業者が契約を結ぶことで町の委託費が削減され、全体として町の収集費は維持できるという。

町内5地区で行ったモデル実施では、燃やすごみが平均17%減った。

異なる手法で目指すごみ減量。各市町の削減効果に注目が集まる。

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