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震災復興へ願い込め、秋田の劇団が「遠野物語」上演へ/横須賀

社会 神奈川新聞  2014年02月16日 19:58

秋田県を拠点に民俗芸能などの演劇活動を続ける劇団「わらび座」の舞台「遠野物語」が3月5日、横須賀芸術劇場(横須賀市本町)で開かれる。東日本大震災の被災地復興への願いが込められた作品で、県内での上演は初めて。

舞台は岩手県遠野地方。数多くの民俗芸能が受け継がれ、昔語りが今も息づく。ミュージカルの要素も取り入れた劇は2部構成。1部は、民俗学者・柳田国男の「遠野物語」を題材に同劇団が東日本大震災後、独自のストーリーを加えて仕上げた。主役の福二は津波で妻を亡くし失意に陥ったが、民俗芸能の取り組みなどを通じ生きる希望を取り戻していく。2部は「ふるさと」をテーマに、東北地方の五つの舞踏集を披露する。

2012年8月の初公演から全国各地を巡回。横須賀での公演は横須賀実行委員会(大久保靖雄実行委員長)が主催する。わらび座の専用劇場を1962年に設立した当時、民謡グループ「飯島会」(横須賀市長沢)が劇場建設を手伝った縁があることなどがきっかけとなった。

わらび座公演営業部の高橋雅之さんは「遠野物語は、日本人の誰もが持つ心を描いた題材として選んだ。まだまだ復興への道のりは程遠い。ただ、悲しむだけでなく、民俗芸能の生き生きとした踊りとパワーで東北復興への思いを届けたい」と話す。大久保さんは「震災から3年がたつ。東北の震災復興を願う今回の公演をぜひ、成功させたい」と話している。

開演は午後6時半。前売り券は大人3千円、高校生以下2千円。当日券は各500円増。予約・問い合わせは大久保さん電話090(2215)1405。

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