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「旧太田家住宅」復旧の歩みを記録、26日に上映会/川崎

社会 神奈川新聞  2014年01月22日 23:48

1990年、川崎市多摩区の生田緑地内での火遊びが原因で一部が焼損した市立日本民家園(同区)の「旧太田家住宅」。その復旧までの歩みを記録したドキュメンタリー映像が文化財防火デーの26日、生田緑地東口ビジターセンター2階で上映される。無料。

国の重要文化財に指定されている同住宅は、母屋、土間の2棟からなる分棟型民家。それぞれ17世紀後半、18世紀後半に建築され独立した屋根を持つ。70年に旧所在地の茨城県笠間市から同園に移築された。

火災が発生したのは20年後の7月29日。近くで若者が打ち上げた花火が母屋の屋根に落ち、同棟を中心に焼損した。その後、復旧調査委員会や修理委員会が設けられ、約1年かけて修復工事に着手。92年10月に復元された。

同園とかねて交流のあった民族文化映像研究所が工事の様子を撮影。60分に編集された映像は、解体、修理を経て復旧にこぎ着ける当時の大工や棟梁の高い技術を目にすることができる。

被災の過去を風化させないためにと周知に励む同園は「上映会を通し、文化財が被災してしまったこの出来事をあらためて見つめ直したい」と話している。

午前10時半~11時半。本編とは別に、5分の短縮版も午前9時半から午後4時まで、民家園内の原家1階で上映。

また、午前11時半~正午、午後1時半~2時の2回、旧太田家住宅で木組みを組んだまま保存している焼損部材を公開する(ともに入園料が必要)。

問い合わせは、同園電話044(922)2181。

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