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響け、平和への歌声 作曲家・服部さんと市民のステージ披露へ/鎌倉

社会 神奈川新聞  2014年01月16日 22:03

平和への願いを込めたステージ「歌の絆、私の昭和史~うたに平和の想いをのせて」が26日、鎌倉市小町1丁目の鎌倉生涯学習センターで開かれる。「B29の爆撃下で、庶民の心を慰めたのは軍歌ではない」。そう言い切る作曲家の服部公一さん(80)が、戦中の記憶や、歌が平和に果たしてきた意味を語る。市立山崎小学校PTAコーラス部が13曲を披露し、最後は反戦歌として知られるドイツの「リリー・マルレーン」を会場全体で合唱する。

毎年行われている市平和推進事業の一環で、公募で集まった市民らによる「鎌倉平和推進実行委員会」と市の主催。第1部の語り手として、市内在住の服部さんに白羽の矢が立った。

「アイスクリームのうた」や「マーチング・マーチ」といった童謡を作曲し、大臣表彰などを受けてきた服部さんにとって、子ども時代とは常に太平洋戦争の記憶とともにある。

多くの勇ましい軍歌や戦争へと駆り立てる歌が作られた時代にあっても、「日本人の心の奥に響き、温め、生きる糧となった歌があった。平和を求め心を癒やす歌を、ひそかに防空壕(ごう)の中で歌っていたのだ」と当時を振り返る。

好きなフレーズは、「歌は心のことば」という。「歌は、人の心の奥底にある真実を伝える。平和と歌の絆、平和と人権の結びつきをお話ししたい」と意気込む。

続く第2部で披露される合唱は、服部さんが選曲した「荒城の月」や「鎌倉」、「アイスクリームのうた」といった懐かしい童謡、唱歌。市民文化祭などにも出演する山崎小PTAコーラス部の練習へ、服部さん自身も出向き指導を重ねている。

クライマックスを飾る「リリー・マルレーン」は、服部さん自身が指揮を執る。実行委のメンバーは「ぜひ多くの方に来てほしい」と話している。

高校生以上500円、小中学生100円。前売り券のみの販売で、市文化人権推進課、市役所4支所で取り扱っている。問い合わせは同課電話0467(61)3872。

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