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トイレの改善要望 高校生版教育委員会

社会 神奈川新聞  2016年11月16日 02:00

自分の学校からの要望などを話す高校生ら。手前は県教育委員や教育委員会事務局の幹部ら
自分の学校からの要望などを話す高校生ら。手前は県教育委員や教育委員会事務局の幹部ら

 高校生が学校の課題を県教育委員会に直接伝える「高校生版教育委員会」が15日、県教委会議室(横浜市中区)で開かれ、県立6校(逗葉、厚木、横須賀工業、小田原総合ビジネス、横浜翠嵐、湘南台)の代表6人が、トイレの改善や授業のやり方などについて切実な要望を出した。

 県教育委員の高橋勝さん、河野真理子さんや、桐谷次郎教育長をはじめとした県教委幹部が顔をそろえた。逗葉高3年の生徒が司会を務めた。事前アンケートで複数の学校で最も多くの生徒が挙げたのが「トイレの改善」。「和式が多く不満。排水管がまっすぐで悪臭がひどい。雨の日はにおいが教室まで届く」(厚木や横浜翠嵐)など、強い不満が報告された。

 日比野典明教育施設課長は「今年から始まった『新まなびや計画』の最初の4年間で、全県立学校の少なくとも1棟などを洋式化する」と対策を説明。

 水道についても不満が多かった。「水に鉱物が含まれていて飲めない。顔や体を洗おうとしても最初に赤い水が出る衝撃的な光景で、使う意欲がなくなる」(厚木)という声も。同課長は「水道の不満は今まであまり届いていなかった。赤水が出るときは、しばらく水を出して流してください」と説明していた。

 教師の授業に関して、「質問しても『教科書を見れば分かる』と言われたり『ちぇっ』と舌打ちしたりする先生もいる。生徒との接し方を教師に研修してほしい」(小田原総合ビジネス)などといった厳しい注文も出ていた。


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