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横浜DeNA:志高くプロ第一歩、柿田、三上ら新人合同自主トレ

ベイスターズ 神奈川新聞  2014年01月08日 23:57

緊張した面持ちで合同自主トレーニングに臨むドラフト1位の柿田(右)ら新人選手=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド
緊張した面持ちで合同自主トレーニングに臨むドラフト1位の柿田(右)ら新人選手=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド

横浜DeNAの新人合同自主トレーニングが8日、横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンドで始まった。学校行事で欠席したドラフト3位の嶺井博希捕手(22)=亜大=を除く7選手が参加し、プロとしての一歩を踏み出した。

初日は、キャッチボールやノックなど6時間以上に及ぶ練習に汗を流した。恒例の「山登り」では、グラウンドから県立塚山公園の頂上まで1キロ以上の道のりを息を切らしながら走った。

ドラフト1位の柿田裕太投手(21)=日本生命=は「キャンプ初日から(競争に)入っていけるように、しっかり体づくりをしていきたい」と意気込んでいた。新人合同自主トレは、春季キャンプ(2月1日から沖縄・宜野湾市立野球場)直前の30日まで行われる。11、16、21、26日は休み。

◆3右腕に即戦力へ期待

球団幹部ら熱視線

すでに競争は始まっている。この日、中畑監督は不在だったが、球団幹部が顔をそろえ、新人たちに熱視線を送った。

「元気がいいね。うちの課題はとにかく投手力。1軍の戦力としてしっかり仕上げてもらいたい」。山下大輔ゼネラルマネジャー(GM)補佐は期待を込める。

即戦力を重視したドラフトだったが、その中でも、首脳陣が注目しているのは柿田、平田(ホンダ熊本)、三上(JX-ENEOS)の社会人出身の3右腕。指揮官は柿田、三上を先発で、平田を中継ぎで起用する構想を練っている。

とはいえ、今オフに久保、高橋、新外国人のモスコーソを補強。2年目の三嶋、井納もおり、中畑監督が「(三浦、藤井の)ベテランに頼らずともローテーションが組める」と豪語するほど手駒はそろいつつある。そこに新人が割って入るのは並大抵ではない。

「若手から声を出していかないといけない」。21歳の柿田は声を張り上げ、三上は恒例の山登りの山頂で「先発ローテーションを勝ち取って新人王を取る」と宣言した。

「社会人時代は謙虚にやってきた。でも、これからは目標を高く持っていこうと思う」。プロとしての自覚を三上は口にした。同じく、先発を争う柿田も負けずに「全力プレーでチームを盛り上げたい」と血気盛んだ。チームの底上げは彼らの成長に懸かっている。

◆「下半身磨き1軍」

ドラ6山下・山登り1位

自慢の脚力を見せつけた。ドラフト6位の左腕山下(松本大)が、恒例の県立塚山公園の山登りで堂々の1位フィニッシュ。ゴール後は倒れ込む同期入団の選手を尻目に頂上から横須賀港を眺める余裕さえ見せた。

トレーナーから「距離は200メートルくらい」と伝え聞いた山下はスタートからエンジン全開。標高は約133メートル。急勾配が続く坂道を必死に走り、「聞いていた話と全く違う」と苦笑を浮かべながらもトップで走破した。

「走りに自信はない」と謙遜するが、広島・府中緑ケ丘中時代には陸上部で走り高跳びに打ち込んでいたという。野球との二足のわらじで培われた脚力は、松本大周辺の山間部での走り込みでさらに磨かれていた。

昨年の1着だった三嶋は昨シーズン、5月からローテーションを守り抜いた。「投手として下半身は大事。もっと磨きをかけたい」というルーキー左腕は、頂上で目標を高らかに叫んだ。「早く1軍に上がって、優勝に貢献したいです」

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山登りに挑戦するドラフト1位柿田(手前)=県立塚山公園
山登りに挑戦するドラフト1位柿田(手前)=県立塚山公園

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