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藤野の歴史振り返る「懐かしい写真展」開催/相模原

社会 神奈川新聞  2014年01月01日 22:44

藤野地域の戦前、戦時中、戦後を紹介する「懐かしい写真展」=相模原市緑区吉野の郷土資料館「吉野宿ふじや」
藤野地域の戦前、戦時中、戦後を紹介する「懐かしい写真展」=相模原市緑区吉野の郷土資料館「吉野宿ふじや」

相模原市緑区の藤野地域の歴史に光を当てる「懐かしい写真展」が、市の郷土資料館「吉野宿ふじや」(同区吉野)で開かれている。明治40年代から昭和40年ごろまでの暮らしや町並みを切り取った貴重な写真81点を展示している。2月23日まで。

市立博物館と地元住民でつくるNPO法人「ふじの里山くらぶ」の主催。昨年7月の施設リニューアルオープンに伴う記念企画展の第3弾で、先人たちの暮らしをあらためて振り返り、今の生活の糧にしてもらおうと企画した。

写真は旧藤野町が発行した歴史写真集や、相模ダム建設で集団移転した住民でつくる「相模湖水没旧勝瀬地区居住者会」の水没60年記念誌に掲載されたもののほか、地元にも提供を呼び掛けて集めた。

学校関係では、戦時中にヒノキがさをかぶって通学する子どもたちや、校庭で女性教諭のオルガンに合わせてダンスの練習に取り組む場面、自分の体重よりも重い炭俵を担ぐ子どもたちを収めている。

勝瀬地区の水没前の全景や、生活に欠かせなかった相模川の渡し舟、戦地の出征兵に家族の元気な様子を伝えるために写したものも。戦後の昭和20年代の地元青年団による植林奉仕活動や演劇を楽しむ様子なども紹介している。

「近所の知り合いの方が写っていないかと探しに来ました」。同区牧野在住の女性(69)が熱心に展示写真を見つめていた。ふじの里山くらぶ事務局長の星和美さん(71)は「一人でも多くの方に藤野の昔を知ってもらい、記憶に残してくれたら」と話している。

入館無料。午前10時~午後4時。月曜日のほか、1月3日まで休館。問い合わせは、吉野宿ふじや電話042(687)5022。

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