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共生社会の実現を 四首長懇談会、共同アピール

政治行政 神奈川新聞  2016年11月15日 09:56

共生社会の実現に向けた共同アピールを採択した四首長懇談会 =相模原市南区
共生社会の実現に向けた共同アピールを採択した四首長懇談会 =相模原市南区

 県と横浜、川崎、相模原の3政令市が意見交換する「四首長懇談会」が14日、相模原市南区のホテルで開かれた。同市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件について意見を交わし、障害者への差別のない社会を実現する「共生社会の実現に向けた共同アピール」を発表した。

 黒岩祐治知事は、事件前に容疑者への措置入院が解除されていたことに触れ、「重要なのは措置入院者の支援というデリケートな問題。措置入院の人物は危ないから監視するという間違った方向に進むと問題だ。逆の差別にならないよう支援することを共通認識としたい」と強調。林文子横浜市長も同調し「基本的には『お守りする』という姿勢が大切だ」と述べた。

 福田紀彦川崎市長は「地域特性はあるが、支援は統一基準でやる必要がある」と述べ、長年の課題を解決する姿勢として、事件と切り離した発想が必要だと主張した。

 座長の加山俊夫相模原市長は「人材確保や育成も必要。自治体だけでは対応できないこともある」として国に要望もしていく姿勢を示した。

 今後の連携した取り組みは(1)国の再発防止策を踏まえた措置入院者の支援充実(2)本人の同意を前提に県内での転居情報を引き継ぐ仕組みづくり-などとした。


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