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報徳博物館で「スイスを知ろう会」/小田原

スポーツ 神奈川新聞  2013年12月22日 23:49

報徳博物館(小田原市南町)で22日、「スイスを知ろう会」が開かれ、同館の留学研究生で二宮尊徳の教え(報徳思想)などを学んでいるスイス人のジュディス・レンヘルさん(28)が講師役を務めた。スイスと日本の文化の共通点や違いなどを紹介した。

同館では2004年度より報徳思想の普及を目的に留学研究生を受け入れている。期間は原則半年で、これまで計21人が来日している。中国の大学関係者がほとんどで、欧州からはチューリヒ出身で在スイス日本商工会議所の奨学金留学生として来日したレンヘルさんが初めて。10月から来年3月まで、同館で研究を続ける。

出身国の歴史などを紹介する講演は、留学研究生の恒例行事。この日は「ウィリアム・テルは国民的英雄で、小学校で教えられている」「相撲に似た競技もあり、スイスでは伝統的なスポーツが人気」などと33人の市民に説明した。

レンヘルさんは、芸者文化に興味を持って2年前に1度来日したこともあり、「勤勉で心温かい尊徳は魅力的な人物。この機会に多くのことを学びたい」と抱負を語った。

同館の運営団体が10月、公益財団法人に移行したことを受けて留学研究生も公募制に変更、14年度以降は本格的に門戸を広げていくという。

小笠原清館長は「国内外で注目されている報徳思想だが、欧州ではまだあまり知られていない。留学研究生が増えることで関心の広がりを期待したい」と話している。

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