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市議会がツインシティ計画で「議員学習会」設置へ、当面は非公開開催/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2013年12月20日 22:37

県、平塚市などが進める「ツインシティ計画」について平塚市議会は20日、計画には疑問点が多く、市の情報公開も不十分だとの声が議会内に高まっていることを受け、「議員全体学習会」を設けることを決めた。公開で議事録も残る特別委員会の設置を求める会派がある中で、会派間の議論の結果、当面は非公開の「学習会」という形になった。

学習会は議員全員が出席する。副市長、都市整備部、まちづくり政策部などの職員が出席し同計画の進行状況や今後の進め方を説明、議員が質問を行う。回数、日時は未定。議会内部の学習会のため非公開にしたという。

同計画について市議会内では、新幹線新駅誘致の不透明さ、巨額の事業費、区画整理事業の手法、市の情報公開のあり方、さらに落合克宏市長の土地購入問題などに強い疑問が出ている。

市は、同計画に基づき大神地区の土地区画整理事業の推進を目指す地権者でつくる「土地区画整理組合設立準備会」(福田文雄会長)に対し、2012年9月補正予算で4千万円、13年9月補正予算で1億2600万円の補助金を支出しているが、13年度分の補助金には11市議(定数30)が反対した。

同日閉会した市議会12月定例会でも、本会議の総括質問、委員会審議で計画への質問が続出した。

総括質問では金子修一氏(平塚クラブ)が12年度の補助金の実施状況を質問したが、市は「担当課員がチェックした」と説明、支出の明細は答弁しなかった。また、同氏から請求されたものの渡さなかった資料があったことについて「間に合わなかった」と答弁した。金子氏は「不透明で異常な補助金行政だ。きちんと支出されたか検証したい。特別委員会をつくるべきだ」と主張している。

担当の市都市整備課は神奈川新聞社の取材に対し「議会答弁は不十分だったと認識している」とするなど、市の姿勢が問われる状況になっている。

こうした経緯から、各会派の代表でつくる市議会活性化検討委員会(座長・黒川栄三議長)で、同計画について議会への情報提供の場を設けることを検討。会派により同計画への対応が異なる中で、当面は学習会の設置となった。

一方、議会傍聴を続けている「ひらつか自治体財政研究会」の井上駿会長は「全議員出席の会議を設けたことは前進だが、非公開は残念」と指摘。鈴木俊彦副会長も「ツインシティ計画はそもそも市民への情報提供が不足している。非公開では、ますます不信の芽が出るだけではないか」と語っている。

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