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全国中学駅伝:宮前平(男子)健闘5位、監督「感動もらった」

スポーツ 神奈川新聞  2013年12月15日 23:37

【全国中学駅伝男子】区間賞の走りで1位に押し上げた宮前平の4区神林(左)。5区岩見へたすきをつなぐ=山口県セミナーパーククロスカントリーコース
【全国中学駅伝男子】区間賞の走りで1位に押し上げた宮前平の4区神林(左)。5区岩見へたすきをつなぐ=山口県セミナーパーククロスカントリーコース

「1、2区で好位置につけ、4区の神林で引き離す」。宮前平は、戸井田晋監督(27)が想定した通りのレース運びを見せていた。

全国中学大会1500メートル王者の渡部が2区で17位から4位に上げると、同3000メートルで2位に入っている4区の神林が区間トップで走り抜き、ついに首位へ。だが全国の壁はやはり厚い。残り2区間で逆転、引き離され、5位入賞に終わった。

「ベストの走りをしてくれた」。快挙は逃した。それでも指揮官は決して責めなかった。あと一歩まで迫った教え子たちを褒めたのは、これまでの頑張りを一番知っているからだった。

「全国で優勝争いできるようなチームじゃなかった」。練習では走り終わっても止まらずジョギングでつなぎ、フォーム固めから徹底。食事、睡眠など毎日の健康チェックに加え、校内では1時間ごとに手洗いを励行するなど日常生活から自己管理に取り組んだ。

「努力の分だけ結果が出る」。青年監督の掛け声の下、チームは鍛え上げられてきた。

もちろん無念の思いは強い。「ラストスパートで思うように前に進めなかった。抜かされては駄目だったのに」。エースの一人、渡部は声を詰まらせる。

レース後の円陣。むせび泣く一人一人を眺めながら戸井田監督がねぎらう。「やってきたことに間違いはなかった。みんな、おまえたちに感動をもらった」。そこから先は言葉にならなかった。

【神奈川新聞】


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