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「震災に負けぬ新庁舎に」 開成町が住民に説明

政治行政 神奈川新聞  2016年11月14日 13:12

町が新庁舎建設などをテーマに開いている町民集会 =開成町延沢
町が新庁舎建設などをテーマに開いている町民集会 =開成町延沢

 開成町は10月下旬から、役場庁舎の建て替えに向け、町民理解を得ようと、説明を重ねている。築46年が経過した現庁舎は老朽化が進み、手狭な上に耐震性も不足する-。府川裕一町長ら町幹部は町民集会で現状の問題点を並べ、模型や動画も活用しながら、災害発生時の拠点となる新庁舎建設の必要性を訴えている。

 新庁舎の敷地面積は約1万平方メートル。現庁舎の敷地に加え、町土地開発公社が先行取得した北側の隣接地を使用する。新庁舎は町民プールがある場所に建設し、プールは廃止予定。現庁舎は新庁舎完成後に取り壊す。

 新庁舎は地上3階建てで、延べ床面積は約4千平方メートル。鉄筋コンクリート造と耐火木造のハイブリッド構造を採用。基礎免震構造を取り入れ、ワンストップサービスを実現するために関係部門を1階に集約、バリアフリー環境も整える。太陽光の取り入れや発光ダイオード(LED)照明、地下水を活用した空調などを採用し、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間約470トン削減する。

 2017年12月に着工し、19年9月の供用開始を目指す。建築本体工事費は概算で24億5千万円とし、16億円は借り入れ、残りは基金や一般財源、補助金で賄う。借入金は19年から25年間かけ、年間最大約7300万円を返済する。

 4日夜に上延沢自治会館(同町延沢)で開かれた集会には、町民約30人が出席した。府川町長は「この10年、企業誘致や南部地区の基盤整備、新小学校の建設など、町の将来のための大規模事業を優先した」と説明。東日本大震災や熊本、鳥取地震を例に「役場庁舎が機能しないと、その後の復興が果たせない」と述べ、先送りしてきた庁舎整備の重要性を強調した。

 参加者の一人は、小田原と南足柄の2市が任意協議会を設けて合併などを検討していることを踏まえて質問。府川町長は「合併に向かっているとの印象を何となく受ける」とした上で、「2市の協議に関わって、町が合併を検討していくことは考えていない」と述べ、庁舎建て替えには影響しないとの考えを示した。

 町は12、13日にも町民集会を予定しており、寄せられた意見は、基本設計に反映させる考えだ。


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