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みんなの党分裂:統一選控え、県議や市議に衝撃/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2013年12月09日 23:42

「何かの間違いだったらいいと思う」-。江田憲司氏(衆院8区)ら国会議員計14人が離党届を提出し、分裂の危機に陥ったみんなの党。同党の県内地方議員には、江田氏らを批判する意見と一定の理解を示す見方が交錯。すでに同調して離党する意向を固めた地方議員も複数おり、統一地方選を1年半後に控えた中で、県議や市議は衝撃を隠せずにいる。

同党県議団長の塩坂源一郎県議(藤沢市)は「江田さんは結党からのメンバーで党の中心。その江田さんが離党するのは残念」と惜しんだ。

県内で高い支持を受け、党の“看板”をバックに当選した議員からは、江田氏という「顔」がなくなることを懸念する声もある。県央地区の地方議員は「神奈川では江田さんと浅尾幹事長の2人が中心に動き、選挙のたびに支持を広げ票を伸ばしてきた。その江田さんが抜けるとは…」と、今後の影響を測りかねた。

江田氏が離党届を出した9日、複数の県内地方議員が離党の意思を固めた。そのうちの一人、赤野孝之県議(横浜市青葉区)は「今の党は結党の原点を忘れてしまった。結論ありきで、党内のさまざまな意見すら聞かない」と指摘。伊藤大貴横浜市議(同市緑区)は「特定秘密保護法をめぐっても、党内で開かれた議論が行われたとは思えなかった」と党運営を批判した。

一方、江田氏の離党を疑問視する声も挙がった。横手晃寒川町議は「党に期待して投票してくれた有権者を裏切ることになる。もう少し考えてほしかった」。友田宗也藤沢市議は「基本的に党内の手続きを通じて解決すべき問題。党運営に異議があるなら党首選に出ればいい」と指摘した。

現時点では静観する姿勢の地方議員も多い。県央地区の別の地方議員は「今は残るスタンスではいるが、党が渡辺代表の一言で動いているのはどうかと思う。メールで近隣の議員仲間とやりとりしているが、急いで出ることはない。皆、議会があるので動けない」と状況を解説した。

ある県議は、現時点で離党は考えていないと前置きしながらも、「江田さんと民主、維新の一部がどう連携し、どのような政策を打ち出すのか冷静に分析したい」と含みを残した。

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