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全国初「タブレット議会」始まる、経費節減目指す/逗子市

政治行政 神奈川新聞  2013年12月06日 22:11

逗子市議会は開会中の12月定例会で、議案などの資料を紙ではなくタブレット端末で見る取り組みを本格的に始めた。6月と9月の定例会は市議だけが使用していたが、本定例会から平井竜一市長ら市幹部も導入。全国初の「オール・タブレット議会」がスタートした。

1回の議会で市議や市当局に配られる書類は、A4判千枚超に及び、新年度の予算案を審議する2月定例会となれば、さらに多くなる。これらを電子データ化し、タブレットに置き換えることで、環境負荷を減らすほか、紙代や印刷代といった経費の節減を目指している。

タブレットで閲覧できるのは、議案書や参考資料、請願、陳情、行政計画、「広報ずし」など。市議10人でつくる逗子市議会ICT推進部会(君島雄一郎会長)を6月に立ち上げて、導入に向けた検討を進めてきた。議会側20台、市側30台の計50台で、年間予算は約400万円。

6日、一般質問が行われた本会議場では、市議たちも市幹部らも手元にタブレットを置いて、議事の進行に合わせて横にしたり、縦に持ち替えたりして操作していた。

開会に先立つ11月の記者会見でタブレットを披露した平井市長は、「インターネットに接続して、調べ物をしながら議案を読むこともできる。軽いので持ち歩けるし、どこでも閲覧できるのが便利」と使い勝手の良さをアピール。「幹部皆で練習した」と、ペン先で軽快に画面に触れてみせていた。

「タブレット議会」は全国的にも先進的な取り組みとして評価され、地方の政治活動などを表彰する第8回「マニフェスト大賞」優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞に選ばれた。市議会へは、北は北海道稚内市、南は福岡県嘉麻市など全国から31件の視察が相次いでいる。

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