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生保受給者の架空診療で報酬だまし取る、歯科院長を逮捕/大和

社会 神奈川新聞  2013年12月04日 23:27

生活保護受給者を診療したと偽り診療報酬をだまし取ったとして、県警犯罪インフラ撲滅対策推進本部と大和署は4日、詐欺の疑いで、大和市福田2丁目の「たけだ歯科クリニック」院長の男(40)=川崎市川崎区=を逮捕した。

逮捕容疑は、大和市に住む生活保護受給者12人の虫歯治療などを行ったと偽り、2010年11月22日ごろから今年1月22日ごろまでの間、社会保険診療報酬支払基金神奈川支部(横浜市中区)に対し、21回にわたって診療報酬を架空請求し、計約124万円をだまし取った、としている。県警の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めている。

県警によると、12人はいずれも同クリニックの元患者。この期間中は受診していなかったが、男は約90回診療したと偽っていた。

県警によると、同じ時期に別の歯科医院に通院していた人がいたことなどから発覚。県の検査で、男が10年9月から12年11月までの間、過去に通院していた生活保護受給者17人の患者名を使い、診療報酬約350万円を不正請求していたことが判明した。県は8月に生活保護指定医療機関の指定を取り消し、9月に県警に告発していた。

男は国民健康保険などでも不正請求をしていたとされ、厚生労働省関東信越厚生局は10月、保険医療機関の指定と保険医登録を取り消した。

近隣住民によると、同クリニックは3年ほど前から、ほとんど開院していない状態だった。男性(83)は「2年半ほど前、身に覚えがないのに(同クリニックに)通院したことになっている医療費通知が届いた。(診療報酬を)不正に得ていたのだろう」と話していた。

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