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新型コロナ
江の島周辺の混雑「見える化」 藤沢市が配信サービス

社会 神奈川新聞  2020年07月26日 05:00

 藤沢市江の島周辺への人出が増える夏季シーズンを迎え、同市は27日から、観光施設や個別エリアの混雑状況を地図上にリアルタイムに表示する配信サービス「ENOMAP(エノマップ)」を開始する。混雑状況を可視化して「3密」の回避につなげる実証実験で、「新しい生活様式」を踏まえた観光スタイルの確立に反映させる。


江の島周辺の個別エリアや施設の混雑状況をマップ上に表示する「ENOMAP」(イメージ)
江の島周辺の個別エリアや施設の混雑状況をマップ上に表示する「ENOMAP」(イメージ)

 実証実験は、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を活用して、レストランやカフェ、会議室などさまざまな施設の空き状況を収集、配信する情報プラットフォーム「VACAN」を運営するIT企業のバカン(東京都)と連携。同社のマップサービスでは初めて特定エリアを対象として展開する。

 参加するのは、江ノ電江ノ島駅、新江ノ島水族館、江の島サムエル・コッキング苑、シーキャンドル、岩屋など21施設。すばな通りや弁財天仲見世通りなど多くの観光客でにぎわう個別エリアの人出も観測する。

 各施設には「空」「やや混雑」「満」の3択のボタンが付いた検知機器を配布。施設側が状況に応じてボタンを押し入力すると、逐次地図上に表示される。同市観光協会の公式ホームページ上の専用バナーから無料でアクセスできる。

 江の島周辺の施設や店舗では、入場、入店者数の制限や検温、衛生管理の徹底など新型コロナウイルス対策を推進。夏場に入り、来訪者の増加が見込まれる中、混雑の分散が課題になっている。

 実験期間は10月31日まで。市は収集したデータを分析し、新型コロナ対策として、来訪者が混雑を避けながら回遊する「新しい観光様式」の確立に反映させる考えだ。


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