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指令ミスで救急隊の現場到着9分遅れ 搬送男性は数日後死亡/横浜

社会 神奈川新聞  2013年10月05日 23:36

横浜市金沢区で8月、意識不明となった男性の救急搬送のために出動した市消防局の救急隊が消防指令センターの指令で現場近くから引き返すミスがあり、到着が約9分遅れていたことが5日、分かった。男性は数日後に死亡しており、同局は到着遅れと死亡との因果関係などを調べている。

同局によると、8月11日午後2時53分ごろ、同区内の公園で「20代の男性が意識や呼吸がないようだ」と119番通報があった。消防指令センターの管制員は、同区内の病院へ搬送を終え現場近くにいた磯子救急隊と、金沢消防署の消防隊2隊に出動を指示した。

だがその後、別の管制員が金沢消防署幸浦出張所の救急隊の方が近いと判断、同3時4分ごろに幸浦救急隊を出動させる一方、磯子救急隊に引き返すよう指示した。実際は、磯子救急隊は現場から500~600メートル付近におり幸浦救急隊よりも近かったが、この管制員は確認しなかった。

同5分ごろ、消防隊2隊が現着したが、消防隊は患者搬送ができず、薬剤投与などができる救急救命士も同乗していなかった。同16分ごろに到着した幸浦救急隊が男性を搬送したが、男性は数日後に死亡した。

同局は、このミスで救急隊の到着が8~9分程度遅れたとみている。同局は男性の遺族に経緯を説明するとともに、9月に検証委員会を発足させ、死亡との因果関係などを調べている。

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