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生態系に影響、市は駆除へ
厚木で外来トカゲ発見 関東以北では初

政治行政 神奈川新聞  2016年11月12日 11:40

10月23日に捕獲された全長約20センチ、体重約7グラムのスウィンホーキノボリトカゲ(厚木市提供)
10月23日に捕獲された全長約20センチ、体重約7グラムのスウィンホーキノボリトカゲ(厚木市提供)

 厚木市は11日、特定外来生物に指定されている「スウィンホーキノボリトカゲ」の生息が同市南毛利地区で確認された、と発表した。台湾原産で、静岡県磐田市や宮崎県では確認されていたが、関東以北では初。厚木市は「毒性はなく人体に危害を加えることはない」としているが、生態系に影響を及ぼす可能性があり、駆除に乗り出す。

 市環境政策課によると、今年の夏、市内の中学1年生の男子生徒2人が雑木林で2匹を捕獲。9月に入り、保護者から飼育できるか、市に問い合わせがあった。10月23日、市が生徒に手伝ってもらい現地で調べると、3匹を発見。うち1匹を捕まえた。その後、静岡大学の加藤英明講師が調査し、判明した。

 キノボリトカゲの一種でアリやチョウ、クモなどを捕食するため、今年8月、日本固有の生態系に被害を与える恐れがあり、特定外来生物に指定されている。10月に「輸入や飼育が原則禁止」となった。

 観葉植物に紛れて日本に入り込んだか、ペットが逃げ出した可能性がある。発見した中学生は市に「5年ほど前から現地で似たトカゲを見つけた。ずっと追い掛けていた」と話しているという。


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