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小田原城北工高、ロボ相撲関東大会へ/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年09月23日 23:52

10月5日に千葉県で開かれる全日本ロボット相撲関東大会(富士ソフト、全国工業高等学校長協会主催)で、高校生の部に唯一、女子生徒2人が出場する。県立小田原城北工業高校デザイン科2年の瀬戸実可子さんと永田蒼さん。ロボット操作の練習に打ち込むなど本番に向けた最終調整を続けている。全国でも珍しい“理系女子”2人は「出場するからには上位を目指したい」と意気込む。

富士ソフトによると、大会は高校生の部と全日本の部に分かれ、高校生の部の関東大会は13校62人が参加。全国大会は11月23日に埼玉県で開かれる予定だ。

ロボット相撲は、直径約1・5メートルの土俵上に2台を配置。コンピュータープログラムで動かしたり、ラジコンのように遠隔操作したりして、相手を土俵の外に押し出せば勝ちとなる。

部活動で新機械技術部に所属する2人は、機械科と電気科の生徒が中心になって製作したロボットの操縦を担当。瀬戸さんは配置、永田さんが遠隔操作を担う。永田さんは「向かい合うように配置されると戦いづらい。最初の配置でどういった戦略で戦うかが決まるので、操作する上でもコンビネーションが大切になる」と説明する。

永田さんは、四つ年上の兄が同校在学中に全国ベスト8に輝き、「試合に勝つ瞬間がとてもかっこよくて、私もやってみたいと思うようになった」という。昨年も出場したが、ロボットの重量規制を9グラムオーバーし、初戦で反則負けになってしまった。「とても悔しかったので今年こそは全国に進みたい」と静かに闘志を燃やす。

永田さんに誘われて、今年初めて参加する瀬戸さんも「激しいぶつかり合いが魅力。8月には都内で、9月からは放課後に練習を重ねてきた。どうしても男子の参加者が多いが、負けたくない」と話す。

今年はスピードに特化したロボットで、相手の横や後ろから回り込む戦略をとる方針だ。顧問を務める機械科の湯川慎一教諭(46)は「操作の技術がないと自滅するが、2人の息はぴったり。前回は前日までマシンの調整をしていたため重量オーバーになってしまったが、今年はすでに完成している。ぜひ全力で戦ってほしい」と期待を込めている。

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