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海水浴場利用客 藤沢と鎌倉で減少、音楽禁止など影響か/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年09月18日 23:58

藤沢市は18日、市内3海水浴場(片瀬東浜、同西浜、辻堂海岸)の客数が今夏、昨夏と比べ約20%減の約298万1700人になったと発表した。ビーチの「脱クラブ化」に向け、西浜海水浴場が音楽の全面禁止を打ち出した影響で、若者の客数が大幅に減ったことなどが要因という。

西浜では、同海水浴場を開設している江の島海水浴場協同組合が自主規制として、今夏の音楽禁止を決定。これを受け、すべての海の家が音楽を流さず、組合からのFMラジオ放送だけとなった。同海水浴場では5年ほど前からダンス音楽を大音量で流すイベントを開催する海の家が増え始めた。30軒ほどのうち昨夏は3軒ほどが「クラブ化」し問題視されていた。

同市によると、今夏はこうした音楽イベントを求める若い客層が激減。家族連れなどは増えたものの、7月下旬の天候不順、8月の猛暑などで、市内の海水浴客の総数が減ったとみている。西浜は209万4千人(20・9%減)、東浜は約88万3800人(19・8%減)、辻堂は約3900人(10・9%減)だった。

鎌倉市も18日、市内の3海水浴場(材木座、由比ガ浜、腰越)の客数を発表した。昨夏比で9・5%減の約102万8800人だった。市は「過去10年では3番目に多く、決して少ない数字ではない」という。ただ、由比ガ浜では今夏、「クラブ化」の影響で客層が一変し、シーズン中の音楽イベント禁止を決めた。市や警察などに寄せられた苦情は、昨夏の32件に対し今夏72件と倍増した。

市では来夏に向けて条例などによるビーチ利用のルール作りを行う予定で、「入れ墨・タトゥーの露出や深酒の禁止、また音楽ライブや営業時間などをどうするか、検討を進める」(観光商工課)と説明している。

また、逗子市の逗子海水浴場は昨夏比43%減の約41万7千人で、7月に発生した殺傷事件など治安悪化や風紀の乱れが大幅減の一因という。市は音楽禁止を含む条例改正を視野に治安対策を検討している。

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