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鉄道5社相互乗り入れから半年 効果実感、埼玉のPRに熱/横浜

経済 神奈川新聞  2013年09月17日 22:16

東急東横線や東京メトロ副都心線など5社相互乗り入れ開始から、16日で半年がたった。横浜と路線がつながったことで埼玉県の観光地も来街者が増加、地元の観光・商業関係者らは、相互直通(相直)の効果を実感している。横浜市内の百貨店では17日、川越市や秩父市などの名産品を紹介するフェアがスタート。秋の行楽シーズンを前に、「埼玉へ遊びに来て」とアピールしている。

横浜駅東口・そごう横浜店で同日、始まった「埼玉・川越・秩父フェア」(23日まで)。食品売り場には川越名物のサツマイモでできたスイートポテト、秩父産のカエデの樹液から作った甘味料・カエデ糖を使ったタルトなど、約10店舗の菓子が勢ぞろいした。

同店正面入り口前の新都市プラザでは、埼玉県や各市の観光協会関係者らが観光パンフレットを配布する中、コバトン(埼玉県)、ときも(川越市)、りゅうごん(秩父市)の3体のマスコットキャラクターが登場。客との記念撮影会や、獅子舞の披露などがにぎやかに行われた。

3月16日の相直開始から半年。「相当な効果があった」と振り返るのは、小江戸川越観光協会の粂原恒久会長だ。

横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅から最短86分となった川越では、今年の春まつり(3月下旬~5月上旬)の来街者数が、昨年比約3倍だったという。「神奈川、とりわけ横浜からのお客さんが増えたようだ。比較的単価の高い商品も売れるようになったと、商店主らも喜んでいる」。地元では10月19、20日に「川越まつり」を開催。相直後、初めての今年は、神奈川方面からの集客に期待を寄せる。

川越駅と川越市駅を抱える東武鉄道は「大型連休の2駅の定期外利用者の合計は、前年比17%増だった。今後も地元と連携を深め、集客に努めるとともに、沿線価値の向上につなげたい」と意気込む。

「埼玉へ来たならば、ぜひ秩父にも足を運んで」とアピールするのは秩父観光協会の坪内幸次事務局長。横浜方面から直通はしていないが、川越の協会と観光連携協定を結んでいるとあって、「これから紅葉のシーズン。緑豊かで郷土芸能が盛んな秩父を、多くの人に知ってもらいたい」と力を込めていた。

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