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知られざるロケット開発 平塚で特別展

話題 神奈川新聞  2016年11月11日 02:00

多くの初公開資料が展示された特別展=平塚市博物館
多くの初公開資料が展示された特別展=平塚市博物館

 平塚にあった海軍火薬廠(しょう)から始まったロケット開発の歴史に光を当てた特別展「知られざる平塚のロケット開発」が、平塚市博物館(同市浅間町)で開かれている。次世代につながるロケット燃料の技術開発の流れなどを豊富な資料でひもといている。

 日本のロケット開発は戦後に始まったとされるが、同火薬廠では戦前から火薬の開発や生産を進めていた。その技術は「日本の宇宙開発の父」とされる東大生産技術研究所の糸川英夫教授に受け継がれ、「ペンシルロケット」から「カッパ4型ロケット」に至る初期のロケット開発を支えたという。

 特別展では、初公開の写真や研究ノート、模型といった約120点を宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの協力を得て展示。糸川教授が同火薬廠の開発責任者の村田勉さんらと出会い、推進薬の技術を受け継いでいく状況を紹介している。

 また、東海大や神奈川大の学生が現在進めているロケット開発の内容のほか、市内でロケット関連製品を生産する横浜ゴム、日本特殊塗料、日本ムーグの3社の製品も展示している。

 12月18日まで。入館無料。月曜休館。問い合わせは、同館電話0463(33)5111。


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