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三浦半島・西海岸物語10
新しい食文化の発信 海藻ポーク@鎌倉

話題 神奈川新聞  2020年07月13日 05:00

 鎌倉市の海岸に流れ着いた海藻を飼料に育てた地域発のブランド豚「鎌倉海藻ポーク」が広がり始めている。地元で料理教室を主宰する女性や障害者、県内の畜産農家らが連携して生まれた豚は、農林水産省が6次産業に認定。今春地元にオープンしたレストランでも使われて人気を集めている。


ポークジンジャーの弁当を受け取る青木さん(中央)、「わんびぃさん」施設長の小野垣理さん(左)、矢野さん=鎌倉市小町
ポークジンジャーの弁当を受け取る青木さん(中央)、「わんびぃさん」施設長の小野垣理さん(左)、矢野さん=鎌倉市小町

 「鎌倉の新しい食文化として、広く発信していきたい」と、海藻ポークの夢を膨らませるのは同市岡本で料理教室を開いている矢野ふき子さん(51)だ。

 地元の漁師から「市内の海岸に漂着した海藻が大量に埋め立て処分されている」と、聞いたことがきっかけだった。かながわ海岸美化財団(茅ケ崎市)によると、2018年度に同財団が鎌倉市内で処分した海藻は約337トン。県内13市町で財団が処分した海藻の約7割に上る。海藻を飼料にして豚を育てるアイデアに、厚木市の養豚場「臼井農産」が賛同し、18年秋から試験飼育に取り組んできた。

 海藻を回収し、毎月20キロの飼料に加工する担い手は地域の障害者だ。矢野さんの依頼に応えた3事業所が参加。地域とのつながりが生まれると喜ばれている。

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