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もっと知りたい!横浜農業 牧場主の愛情たっぷり「ハマッ子牛乳」
横浜ブランドの畜産物

神奈川新聞  2013年02月21日 00:00

程よい甘さとコク
 横浜市瀬谷区にある「相澤良牧場」。この牧場で搾乳した生乳だけで作ったのが、「ハマッ子牛乳」(低温殺菌牛乳)です。飲むと、程よい甘さとコクのある味わいが口に広がります。「うちの牛乳は乳糖値が高いんです。だから、甘い」と、牧場主の相澤広司さん(54)。


甘くてコクのある「ハマッ子牛乳」(1本580円)
甘くてコクのある「ハマッ子牛乳」(1本580円)


 「ハマッ子牛乳」の生乳を運搬する日は午前3時起床という相澤さん。搾った生乳を東京都町田市内の牛乳プラントに運び込みます。そして工場で生乳の味を生かすよう低温で殺菌、900ミリリットルに瓶詰め。翌早朝に受け取りに行き、自ら保冷車を運転してJA横浜の直売所5カ所のほか、レストランなどに納入します。一軒の牧場でこれだけ手間暇かけて牛乳を生産する理由を、「おいしいって言ってもらうのが、うれしいから」と話します。「ハマッ子牛乳」の生産は週一回、200本~280本を納入します。

大切に育てられる牛
 牛乳の味を決めるのは、乳牛の血統や飼育環境、飼料などさまざまな要因があるといいます。相澤良牧場の牛乳が甘いのは、きっと相澤さんの乳牛への愛情もたっぷり注がれているから。約50頭いる牛を見つめるまなざしはいつも優しく、牛もしっぽを振って相澤さんに擦り寄っていきます。


愛情たっぷり、大切に乳牛を育てる、相澤さん
愛情たっぷり、大切に乳牛を育てる、相澤さん


 「酪農教育ファーム認定牧場」(社団法人中央酪農会議認定)でもある相澤良牧場では、酪農体験を通じ子どもたちに「食と命の大切さ」を伝える活動もしています。取材の日も、家族が地元の幼稚園に出向きました。「牛は触れば、温かい。そんな生き物の温かさを、今の子どもたちに知ってもらいたい」と相澤さんは考えています。

バラエティーに富んだ加工品
 「横浜は県内でも畜産が残っている地域の一つなんですよ」と話すのはJA横浜営農部の川西隆智技術顧問。市内の畜産農家は46戸(2010年度、市環境創造局事業概要)。内訳は乳用牛19戸、肉用牛16戸(兼業あり)。豚12戸、鶏(産卵用)10戸となっています。乳用牛・肉用牛は戸塚区や泉区や瀬谷区など、豚は泉区や戸塚区など、鶏は都筑区などで飼育されています。以前に比べ農家戸数は減りましたが、一戸当たりの飼育頭数は増えています。

 市内産の生乳、肉、卵を用いてさまざまな加工品も生産されています。市内に12カ所あるJA横浜直営直売所をのぞくと、牛乳やアイスクリーム、パック詰めされた牛肉や豚肉、ハム、ウインナー、卵、プリンなどが並びます。品目によっては入荷日が決まっているものもあるため、各直売所に問い合わせを。直営直売所の場所はJA横浜のホームページで案内しています。地元ならではの味わいを、ぜひ楽しんでみてください。


質が高く、ファンも多い横浜産の畜産物
質が高く、ファンも多い横浜産の畜産物



企画・制作:神奈川新聞社クロスメディア営業局


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