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手づくり美術館100回 相模原市立桜台小の空き教室で

話題 神奈川新聞  2018年12月17日 02:00

岩手県大船渡市の伝統行事「スネカ」を描いた作品「三陸の鬼達への願い」の前に立つ伊藤卓美さん =桜台美術館
岩手県大船渡市の伝統行事「スネカ」を描いた作品「三陸の鬼達への願い」の前に立つ伊藤卓美さん =桜台美術館

 相模原市立桜台小学校(同市南区)の空き教室を活用した「桜台美術館」の一般公開が16日、100回目を迎え、記念の式典が開かれた。美術館では節目を記念し、木版画家の伊藤卓美さん(72)の作品展「宮沢賢治との出会い」も同日まで開いた。

 美術館は、児童に本物の芸術に触れてもらおうと2006年、教職員や地域住民、近隣大学の学生らが運営に携わって開館した。市内在住の漫画家で15年に亡くなった市村章さん、画家の上條陽子さん、絵本「あらしのよるに」で知られる絵本作家のきむらゆういちさんらの作品を扱ってきた。

 現在は、夏休みを除く月1回のペースで芸術家や地域住民、児童の作品を展示している。開催期間中に児童と芸術家との交流授業も行われ、最終日は地域に公開されている。

 式典で、同校元校長で美術館運営委員長の竹内祥子さん(67)は「12年間、地域の人たちの協力で続いてきた。子どもたちの感性を育むため、今後も努力していきたい」と意気込みを語った。

 伊藤さんの木版画展では、宮沢賢治の世界を表現したり、東北地方の伝統行事を描いたりした作品など72点を紹介した。

 次の企画展は来年1月8日から、「三人展」を予定している。


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