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全線再開へ最終段階 台風被害の箱根登山鉄道

社会 神奈川新聞  2020年07月10日 04:00


宮ノ下─強羅間で試運転

 昨秋の台風19号による被害で一部運休している箱根登山鉄道は9日、宮ノ下─強羅駅間で試運転を実施した。線路が橋脚ごと流出した「蛇骨陸橋」を約9カ月ぶりに車両が通過。同社は他の区間を含めて安全面の点検を重ねており、23日の全線再開に向けた準備は最終段階に入った。


復旧した「蛇骨陸橋」を約9カ月ぶりに走行する箱根登山鉄道の車両=9日午前10時45分ごろ、箱根町宮ノ下
復旧した「蛇骨陸橋」を約9カ月ぶりに走行する箱根登山鉄道の車両=9日午前10時45分ごろ、箱根町宮ノ下

 9日午前10時10分ごろ、2両編成の電車が蛇骨陸橋がある区間の斜面をゆっくりと走行した。昨年10月の台風で最も大きな被害を受けた同所では、復旧方針などの検討を重ね1月中旬に本格工事に着手。斜面にくいを打って土台を作り、線路を敷設するなどの復旧作業を進めていた。

 試運転は箱根湯本─宮ノ下駅間ですでに始めており、11日からは箱根湯本─強羅駅間に延長する。同社は「無事に試運転を行うことができてほっとしている。全線での運転再開を万全の態勢で迎えられるよう社員一同取り組んでいきたい」としている。


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