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貧困家庭の子に学び場を 平塚で紹介リーフレット配布

話題 神奈川新聞  2018年12月12日 11:14

子どもたちの学習支援団体を紹介するリーフレットを作成した「ひらつか子ども学習支援ネットワーク」の大野代表 =平塚市役所
子どもたちの学習支援団体を紹介するリーフレットを作成した「ひらつか子ども学習支援ネットワーク」の大野代表 =平塚市役所

 生活困窮世帯の子どもたちへ学びの場を提供している平塚市内の支援団体などでつくる「ひらつか子ども学習支援ネットワーク」が、各団体や施設を紹介したリーフレットを作成し、市内で配布している。個別に活動している各団体の連携を強化する取り組みの一環で、関係者は「支援を必要とする子どもたちに情報を有効に使ってほしい」と期待している。

 リーフレットはA4判の三つ折り。市内5団体が運営する6カ所の学び場と学習支援をしている5地区の福祉施設「町内福祉村」を紹介している。活動日時や住所、申し込みの連絡先などを網羅している。

 作成には奉仕団体「平塚ライオンズクラブ」も支援し、11月に3万部を発行。市内の公共施設などで配っており、今後は小中高校での配布も目指している。

 ネットワークは「こどもの寺子屋」や「湘南さくら塾」など、各団体の相互協力を深める狙いで昨年に結成された。年4回の会合で情報交換のほか教材の研究なども進めている。

 市立太洋中学校(同市高浜台)で活動する「須賀の寺子屋」は月2回、小中学生を中心に約30人を個別指導する場を設けている。地域の高校生から社会人、高齢者らがボランティアで講師を務め、食事も提供している。運営資金の多くはボランティアや地域住民からの持ち出しに頼っているのが実情だ。

 「須賀の寺子屋」代表でもある同ネットワークの大野文代表は「貧困家庭は外からは見えづらいが確実に増えている。地域の信頼できる大人がいることが子どもたちの非行防止にもつながる」と訴えている。


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