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【大井町長選】小田氏「和で付託に応える」まちづくり意欲

選挙 神奈川新聞  2018年12月11日 02:00

大井町長選で初当選を決め、支持者と万歳する小田真一氏(中央)=9日午後10時20分ごろ、同町金子の選挙事務所
大井町長選で初当選を決め、支持者と万歳する小田真一氏(中央)=9日午後10時20分ごろ、同町金子の選挙事務所

 9日に投開票された大井町長選は、元町議で冷菓卸売会社社長の小田真一氏(65)が、他の新人2候補を破り、初当選した。事務所に集まった約30人の支持者から祝福を受け、「和をもって町民の付託にしっかり応えられる、真面目な町長でありたい」と強調。一夜明けた10日には町役場で当選証書を受け取り、重責をかみしめた。25日の初登庁を前に神奈川新聞社のインタビューに応じ、新リーダーとしての抱負を語った。

 -初当選の心境は。

 「想像していた以上に重責を感じる。公約はもちろん、議会生活の中で培ってきたものを活用し、町民の声を聞いて運営したい」

 -投票率が前回より10ポイント近く下がった。

 「3人も出馬すれば投票率は上がると考えていた。私もびっくりした。際立った争点がなかった」

 -改めて今後のまちづくりの構想を。

 「人口減少に的確に対応するよう財政を見直すとともに、無駄を削る。町民の参加意識を高め、町の状況を理解してもらう情報発信が重要。協働のまちづくりを進めるため、協働推進室を新設し、自治会ごとに担当職員を配置し、情報共有を進める」

 -担当職員は専属か。

 「兼任でできるか検討する。自治会と役場とのつながりを深めていきたい。2人の自治会長から電話があり、ぜひ実現してほしいと要望もあった」

 -子育て拠点の具体的な内容について。

 「子育てに限らずお年寄りも集える場所づくりだ。おだわら市民交流センターUMECOの雰囲気をイメージしている。既存の公共施設を活用すれば十分できる」


落選の知らせを受けて支援者にあいさつする鈴木武夫氏=9日午後10時20分ごろ、大井町金子の選挙事務所
落選の知らせを受けて支援者にあいさつする鈴木武夫氏=9日午後10時20分ごろ、大井町金子の選挙事務所

鈴木氏 住民目線訴えも「思い伝わらず」


 次点で敗れた無所属新人の元町議でテニスクラブ経営鈴木武夫氏(66)は9日夜、選挙事務所で支援者を前に「想定していない結果。自分の力の無さで申し訳ない」と深々と頭を下げた。

 町議を7期途中まで務め実績を強調したが、当選した小田氏とは800票以上の差。「接戦になると思っていたが、結果的には大差がついた。それだけ強かった」と振り返った。

 町長給与の3割削減を打ち出し、住民目線の施策を訴えてきた。鈴木氏は「この町を良くしたいという思いが有権者に伝わらなかった」と唇をかんだ。



落選が決まり支援者と握手を交わす諸星光浩氏(中央)=9日午後10時25分ごろ、大井町金子の選挙事務所
落選が決まり支援者と握手を交わす諸星光浩氏(中央)=9日午後10時25分ごろ、大井町金子の選挙事務所

諸星氏「信念曲げずに 4年後目指す」


 無所属新人の元町議でIT関連会社社長の諸星光浩氏(57)は9日夜、落選の報を受け、選挙事務所に集まった約150人の支援者を前に「実力不足が全て。めげず、信念を曲げずに4年後(の町長選)を目指していきたい」と雪辱を期す思いを語った。

 諸星氏は「未来へ継ぐまちづくり」などをスローガンに掲げて選挙戦を展開。「手応えはあった」としつつも「準備の時間が足りなかった」と敗因を分析した。当選した小田氏に対しては「町民が主役ということを理解して町政運営に当たってほしい」と求めた。


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